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 「ウィンブルドン」は四大大会の一つであり、もっとも古いテニス大会としても知られています。

ウィンブルドンとは地名であり大会は「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」で行われ「全英オープン」と呼ばれますが、これは便宜的な呼び名で正しくは「The championships」です。

日本ではウィンブルドン選手権とも呼ばれ、大会名の通称がウィンブルドンになっています。

 

 伝統と格式のあるこの大会には独自のルールが存在し他の大会と違い独特な雰囲気ですが、それを象徴しているのが白いウェアでしょう。

試合も練習時も白いウェアの着用が義務付けられており、上も下も小物類やシューズまで、すべて白と決められています。

オフホワイトやクリーム色は「白ではない」とされておりルールの厳しさが議論の対象になることもあります。

ワンポイントは許容範囲ですが、それでもロゴの大きさや色ラインの太さなども厳格に決められています。

 

 ウィンブルドンでの試合を観る機会があったら ”ボールパーソン(ボールボーイ、ガール)”の動きも観てください。

訓練されたキビキビとした動きは観ていて気持ちがいいです。
彼等は地元の15歳前後の子供達、イギリスではテニスのボールパーソンに選ばれることは大変名誉なことであり、ウィンブルドン周辺の学校から選抜されます。(成績順らしい)
テニスのルールや体力テストに合格した約600人が半年間の訓練の末、200人程度に絞られます。
訓練にはないが開催期間中の給与として150ポンドほど貰えるそうですが、訓練期間の労力を考えれば ”お金より名誉 ”ということでしょう。
実際、ボールパーソンの経歴は履歴書などで大きなプラスになるらしいです。

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